愛と生を生きる

2015年秋新規がKinKi Kidsへの愛を語ります。Twitterは@lovelife77_k3

N album一言感想

更新が滞ってます。気づけばメモ帳に書きかけの感想文がいっぱい。

37thシングル「道は手ずから夢の花」リリースも決まったし、このままだとまたためそうなので、勢いに任せて感想書きます。

 

KinKi Kids「N album」は私にとってはファンになって初めてのアルバムでした。

20周年YEARだけど、集大成とか記念アルバムのようなものではなく、みなさまが提供してくださる挑戦的な曲に真摯に向き合って、今のKinKi Kidsの到達点を示しながら、2人の旅路がこれから先も続いていくとはっきり伝えてくれる、さりげないけど力強いアルバムであることがとても嬉しいです。

 

曲順も練りに練られて緻密な計算で成り立っていて、もちろん好きな曲もいっぱいあるけど、好きな曲をリピートするというより、そのままの曲順で聴くことで、曲の繋がりが深くなってその良さがより際立つような。

 

M7からM10の流れがたまらない。あと、M14からM15ずるい。

自然とリピートが止まらないです。

 

まさに、“naked and natural” 

そして、堂島さんの隠れてない隠しテーマ“next”も。

これまでのKinKi Kidsも愛おしくなるし、これからのKinKi Kidsもより楽しみな1枚です。

 

M1.naked mind

1曲目にふさわしいポップさと、「連れて行くのはもうおまえだけ」naked全開で殴り込んでくる感じがたまらない。

どんちゃんありがとう。

個人的に低音が続くAメロが好きです。

 

M2.鍵のない箱

39とMアルMコンから入ったファンなので、自分のKinKi歴の中では鍵箱は古くから好きな曲で、それが最新アルバムに入るというタイムトリップ感を味わってます。

Nアルバムの「音はキラキラポップで明るいのに詩は大人せつない」路線の先駆けだな。曲順的にも、リスナーの耳に届いた順でも。

詳しい感想は以前書いたので割愛。

 

lovelife77.hatenablog.com

 

M3.モノクローム ドリーム

メロディーもアレンジも紛れもなくどんちゃんフラゲ日に2、3回聴いただけなのに、次の日の仕事中、サビが自然と脳内リピートされててびっくりした。

「亡霊の気分背負って」を堂本剛に歌わせるのはずるい。ちなみに「亡霊」の文字を見て、B'zの「LOVE IS DEAD」を連想しました。双方にごめんなさい。けど、愛の亡霊っぷりは似てる。

 

M4.星見ル振リ

リリース前にタイトルを見て、何で「振リ」なんだろう?って思ってたのが、歌詞を見てそういうことか!と納得。泣ける。

剛さんと光一さんの声に渡辺シュンスケさんの鍵盤が絡んでるのも泣ける。まさに「僕が知るこの世界で一番美しいもの/愛しい音色」だった。

光一さんに「二人の銀河ステーション」を歌わせてくれた方ありがとう。「STELLAR NIGHT」みたいで、聴いてるこちらは気恥ずかしいけど好きなやつ。

 

M5.薔薇と太陽

ここで薔薇と太陽?盛り上がるの早くない?と思ったけど、全然そんなことなかった。

吉井さん曰くの光一サイド。確かに。

曲の詳しい感想は以前書いたので割愛。

 

lovelife77.hatenablog.com

 

M6.鉄塔の下で

タイトルと曲順から暗い曲かと思ってたら、少年の心を思い出す感じ。

私的には今のところ、M7からの怒涛の盛り上がりに向けての小休止なんだけど、いずれ化ける曲かもという予感もします。

 

M7.ホタル

吉井さん曰くの剛サイド。アルバムの雰囲気を一気に持ってくなー。

歌はラジオの生放送生演奏が良すぎて、CDでは最早物足りないけど、間奏の篠笛とストリングスが好きです。これがあってのホタルだと思う。

詩については、薔薇と太陽の時と同じく、いろんなことが浮かんできてまとまりません。

聴けば聴くほど、様々な記憶を呼び覚まされる感じ。

 

M8.陽炎〜Kagiroi

楽曲がフルで収録されてる通常盤では折り返しの8曲目。ここにこの曲が入ったのは大きな意味がある気がしています。

アーティスト堂本剛がアーティストKinKi Kidsに提供した1曲だなと。KinKi Kidsがどういうグループなのか、堂本剛が何を提供できるのか、熱っぽい愛と冷徹なまでの計算が入り混じった不思議な曲。そこに堂島さんと十川さんの力が加わって。

詩にはいろんな「ai」が隠されていて、リズムを産むとともに、心に引っかかるポイントになってて。

ライブで是非聴きたい曲。

で、ライブで唄い込んだら是非TVでも披露してほしい(私たちモンペなのでかっこいいKinKi Kidsを世間の皆様に知ってほしくてたまらないのです)。

 

M9.Plugin Love

今のところ、Nアルバムで一番アガる曲。

ゴリゴリの光一好きパターンを剛さんが歌ってる!

光一さんの「Give me love more」も痺れる。

色っぽいの相互作用が止まらない。

ソロではあんなにカラーが違うのに、この人たち、音楽的ルーツは同じなんだよね、とつくづく感じるM8とM9。

陽炎からの「愛/哀」繋がりもドキっとする。

薔薇と太陽、ホタルと同じく、双子みたいな曲。

 

M10.夜を止めてくれ

どんちゃんのキラキラポップ路線かと思いきや、聴くと歌詞は大人だった。

いや、堂島さんにも「センチメンタル・シティ・ロマンス」っていう曲があるけど。

「センチメンタル〜」より主人公が大人かな。目を逸らさずにいるから手放さなきゃいけないことがわかるんだよね。

だから「この夜を止めてくれ」がせつない。

そういう経験はございませんが。

そこに「ちゅるっちゅ〜」をぶち込んできたのは誰だ?大好き(笑)

 

M11.Summer〜僕らのシルエット

M7〜M10にいろんな意味でやられた後、きゅんとする何気ない片思いの歌が心にほっとしみいります。

ジェロマですらベテランの風格を漂わせて歌うのに、こんな爽やかなKinKi Kids久しぶり。

小出さんありがとう。

 

M12.KING PROTEA

このタイトルで、米倉さん提供でどんなセクシーな歌が来るかと思ったら、KinKi Kidsを長年見守ってくださったのが伝わる温かい歌でした。

米倉さんのインスタのコメントも泣けた。

そして、光一さん×米倉さん、剛さん×米倉さん、KinKi Kids×米倉さんの声の饗宴が素敵。いつまでも聴いてたくなる。

ちなみにキングプロテアはアフリカ原産の花で、花言葉は「王者の風格」「甘い恋」です。

 

M13.雨音のボレロ

せつなく歌いあげる系かなと聴いてると、Aメロの終わりにかぶせるように、「湿る瞼の先を」とBメロが入ってくるから、タイミングを崩されてドキっとする。

リズムもメロディーも歌詞もずるい。

光一さんのハイトーンが活きる曲だわー。

譜割りの勝利。「湿る瞼の先を」は光一さんで、「僕が言えないかわりに」は剛さんだと思う。

松田さんありがとう。

 

M14.夢を見れば傷つくこともある

シングルがリリースされた当初は沼落ちしたばかりで、「うーんいい曲なのはわかるけど、もっとかっこいいKinKi Kidsが聴きたい」と思っていた曲。

けれど、薔薇と太陽がリリースされて、かっこいいKinKiが聴きたい煩悩が満たされて愛が溢れ出して止まらなくてなってみると、ストレートにこの曲の良さがわかるようになりました。

後ろから力強く見守ってくれる、KinKi Kidsらしい凄まじい応援ソング。

そして、この曲順にいるのがずるい。

曲の詳しい感想は以前書いたので割愛。

 

lovelife77.hatenablog.com

 

M15.なんねんたっても

どんちゃん作詩作曲。夢傷からの流れがずるい。しかもKinKi Kidsの最近封印されてた、初期装備にして最終兵器、全編ユニゾンをここで繰り出すとは。

MVも微笑ましくて笑っちゃうのに泣きたくなるし、ライブ本編のラストとかアンコールで歌われると確実にファンの涙を誘う1曲。

しかも、「なんねんたっても」ってKinKi Kidsのことだけじゃなくて、みんなの中にある「何気ない今日という日が僕らの記念日(Anniversary)」を歌ってくれてるのが、既にいい大人の私にはぐっと来ます。

剛さんが最近よくインタビューで言ってる、記念日だけ頑張るんじゃなくて、普段を大切にするからその先へと繋がっていくという話ともリンクして。

 

そして「naked mind」に戻る。

うん、一言で済まなかった。

 

よく練られたライブのセットリストのような曲順で、この流れで聴くしかない!というアルバムだけど、初回盤はM11とM13がないだけなのにかなり後半の印象が変わります。

 

想像してみましょう。

「ホタル」「陽炎〜Kagiroi」「Plugin Love」「夜を止めてくれ」「KING PROTEA」「夢を見れば傷つくこともある」「なんねんたっても」と畳み掛けられるのを。

 

…アップダウンが激しくて、破壊力が凄まじい。

ライブでこの順に歌われたら、心臓が持たないかも。

通常盤は、KinKi Kids初心者向けにマイルドなのかも。

コアな皆様は是非初回盤でも聴いてみてくださいませ。

以上感想終わり。

 

N album(初回盤)(DVD付)

N album(初回盤)(DVD付)

 

  

 

N album

N album