愛と生を生きる

2015年秋新規がKinKi Kidsへの愛を語ります。Twitterは@lovelife77_k3

「ナイツテイル―騎士物語―」初見の感想と解釈

お久しぶりです。
ブログ絶賛放置状態ですが、ナイツテイル感想、例によって長文です。


世界初演って、演じる方だけでなく、観る方にも定まったものがなくて、いろいろと想像の余地があるのが楽しい。
舞台は気が向いたら観に行くけど地方在住ゆえに限度があり、ストーリーを楽しむけど俳優さんは最近ちょっとずつ気にし始めた程度、シェイクスピアは子ども向け抄訳で有名どころを一通り読み、あとは映画や舞台の映像化をいくつか見たことがあるかな、という人の初見の感想と解釈。

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私の初ナイツテイルは、帝国劇場、20188月18日(土)の夜公演。
光一さんファンの私は、オープニングで後ろの方の暗がりにそっと現れた音月桂さんを目にした瞬間、「アルテミス?!」と目を奪われ、アーサイトとパラモン並みに瞬間芸で恋に落ちた。
凛として気高い美しさや、ドレスの色合いや毛皮を羽織ったスタイルも私の思うアルテミス(例によって子ども向け抄訳のギリシャ神話の本で得た、月と狩りと純潔の女神でダイアナとほぼ同一、という知識)そのままで、アーサイトとパラモンの俺が先だ論争にも、私はオープニングからだから二人より早いもん!と謎のマウンティングをしながら観た。
ごめんなさいこーちゃん。おばかでかっこよくて可愛かったよ。
チョーサーの「カンタベリ物語」の中の「騎士の物語」と、戯曲の「二人の貴公子」を読んでいたけど、プレビュー公演が始まってみると、どうも原作と変わってハッピーエンドらしいという情報が流れてきて、それって「夏の夜の夢」じゃ?と思う。
うっかり雑誌で見ちゃった緑の衣装の光一さんは「夏の夜の夢」に登場する妖精のパックにしか見えないし。
あの原作から何を足し算して、何を引き算したらハッピーエンドになるんだろう?というのが、ナイツテイルを観る最大の楽しみだった。
光一さんも、それぞれの俳優さんもアンサンブルもみなさま素晴らしくて、でもまだ細部まで観るほどには余裕がないので、ここで演じられる「騎士の物語」はどんな物語なんだろうと考えてみたのが、今回の記事のメイン。


戯曲を読んだ時に消化不良だった部分がきれいに伏線回収されて、作者が言いたかったけれど種が蒔かれたままになっていた部分が、しっかり芽吹いてみんなハッピー、という印象。


ライバルの物語、男女の物語、と括ると話は簡単だけど、それだけで終わらせたくない感じが私の中にあって、ナイツテイルは2種類の愛の物語では、と考えている。
同じ価値観であることを尊び、同じ時間を共にしてきて生まれる愛。
違う価値観であることを尊び、これから同じ時間を共にしていくための愛。
一般的には人間の精神発達は児童期・思春期の同性との友情から成人期の異性愛へ段階的に発達していくと考えられているけど、それを言っちゃあおしまいよ、なので今回は省略。


さて前者の、同じ価値観であることを尊び、同じ時間を共にしてきて生まれる愛。
アーサイトとパラモン、エミーリアとフラヴィーナ。
シーシアスとピリソス?も戯曲ではアーサイトとパラモンに勝るとも劣らない男の友愛をエミーリアがヒポリタに語っている。
(確かにそんな熱い気持ちがなければ、王妃の親族を迎えにというと平和だけど、こちらが人質として女王を奪ったばかりの元敵国へこのタイミングで乗り込まないと思う。世界史的にどうか忘れたけど、劇中の台詞からはこの時点のアテネよりスキタイの方が文化水準が高いようなので(そういえば世界史の資料集で見た金細工の素晴らしい装飾品はスキタイだっけ?)、親族もろとも技術者を連れてきて取り込みたいという意図もあるのかも)
ヒポリタと妹たち、も前者の愛に加えてよいのかもしれない。


闘いに生き名誉を重んじる男たちのあり方、花園に住む少女たちの友愛、みんな幼い頃から時間を共にして、同じ価値観を生きている。
同じであって違う、違っていて同じ、を尊ぶ関係。
実は違いはところどころに存在しているのだけれど、「同じ」であることに重きを置いているし、お互いの「違い」も、結局自分の中にその部分が存在していて、お互いがお互いを映しあっている。
精神的に融合したまま、未分化な危うさがある。


その辺りが色濃く描写されているのがアーサイトとパラモンの関係。
テーベで、牢で、森で、戦い前夜のアテネの酒宴で、2人が一緒に過ごしている時は2人なのにまるで1人のように息が合っているけど、単独になると、2人の違いがくっきりと見えてくる。
性格はアーサイトの方がからりとしていて大胆。捕虜生活がアーサイトより長かったパラモンは思い詰めやすい繊細な性格として(舞台の時間経過はわからないけど、戯曲では数年単位でパラモンは1人で牢にいた)描かれている。
けれど、2人でいる時は、これはむしろ相手の方が言いそうでは?という台詞を言っている。
1回目は、一幕のアテネとテーベの闘いの前、テーベ国王のクレオンの暴虐について語っている時に、パラモンは勇猛さを誇り、アーサイトはテーベの人民を思いやっていた(台詞は忘れたのでニュアンスでどうぞ)。
2回目はすみません、忘れたので、次回梅芸で確認できたら。


そして、二幕のエミーリアを賭けた闘いの前に、アーサイトは軍神マルスに、パラモンは愛の美の女神ビーナスに祈りを捧げる。
2人の中で入り混じる価値観。闘いか愛か。
それは、水仙の花になったナルキッソスを例に挙げて、アーサイトとパラモンは相手の目に映る自分を愛している、と女たち3人によって語られる(原作にはない部分)ようなナルシシズムの強さを表しているように感じる。
けれど、ナルシシズムだけではなくて、シーシアスのように、一つの信念を貫き通すからこそ圧倒的な戦闘の強さ、兵を率いるカリスマ性が生まれるとも言える。
前者の愛の、融合性の危うさの部分を担ったのがアーサイトとパラモンで、強さを担ったのがシーシアス(と隠れて活躍するピリソス)のように見える。


しかし、そんなアーサイトとパラモンの関係が袂を分かってゆくきっかけが、エミーリアとの出会い。一方的な出会いだけど。
最初に見初めたのはパラモン。けれど、「君のように女神として崇めたりはしない、女として愛する(台詞はニュアンス)」とアーサイトは宣言する。
ここは、エミーリアを巡る2人の言い争いでは最初の方で、それなのにアーサイトがそう言い切ったということは、それまでも気になる女性を女神のように崇めて手が出せない草食系男子のパラモンの姿を見てきたからでは、と初見の後、戯曲を確認して思った。
初見後、パンフレットを読んだら、パラモンはアーサイトがエミーリアを愛したから愛したのではとあるけれど。
確かに、パラモン、始まったばかりの恋の争いにしては突っかかりすぎ。
エミーリアを奪われる、というよりも、自分の半身、従兄弟アーサイトを奪われるような気がしたんだろうか。
俺たちずっと一緒、のはずが暗雲立ち込めてきた2人の関係も、先にアーサイトが釈放・国外追放され、いよいよ2人の道が分かれることになる。


さて、実は幼馴染だったエミーリアとフラヴィーナの関係も(戯曲を読んだ時に、エミーリアの語るフラヴィーナの話がエミーリアの処女性を表すエピソードとはいえ、ストーリーの流れからすると蛇足と感じていたので、ナイツテイルで牢番の娘=フラヴィーナになったのは、これぞ伏線回収!と褒めたたえたい修正部分)、「私たちずっと一緒よね!」ていう小学校高学年くらいの女子の友情感満載で、アーサイトとパラモンとはまた違った精神的双子感があって、乙女だなあときゅんとした。


それは、フラヴィーナのパラモンへの思いの告白によって破られるのだけれど、実はエミーリアもアーサイトを愛していたという。
フラヴィーナ、再会に浮かれるエミーリアにそれを告白するのにすごく勇気がいっただろうに、お前もか!と思いつつ、ほっとしたと思う。
女子の方が切り替えが早い。
ずっと一緒にいたわけじゃないから、男性陣に比べれば既にそれぞれの道を歩んでいたせいもあるだろうけれど。
フラヴィーナの方が変化が早くて、心にずっと小さなフラヴィーナを住まわせていたエミーリアの方が、変化がゆっくりかな。


次は、後者の愛について。
違う価値観であることを尊び、これから同じ時間を共にしていくための愛。
最終的に、アーサイトとエミーリア、パラモンとフラヴィーナ、シーシアスとヒポリタの3組のカップルが誕生する。
後者の愛は、立場や価値観が違う二人の利害関係、対立をはらむ関係から生まれる。


牢番の娘フラヴィーナは父親に求婚の許可を得ようとしていた若者たちには目もくれず(きっとあの3人で牽制し合ってフラヴィーナにアプローチが伝わってなかったに違いない)、自分よりずっと身分が高いであろうパラモンに惹かれ、脱獄させた後、孤独と絶望を味わって気が狂う。
(蛇足だけど、なぜパラモンだったのか?萌音ちゃんはパンフレットで声が素敵だからと言っていたけれど、小さい子が背の高い人に惹かれるのもあるあるだと思うので、萌音ちゃんと井上さんの組み合わせはナイス)


パラモンは牢に1人取り残され、牢の場所も移り、心の中のアーサイトとエミーリアの姿を追うばかりの日々の中で、フラヴィーナが外界との唯一のつながりとなる。


アーサイトは釈放されたものの、アテネから国外追放を命じられ、身元を偽ってアテネで生きる道を選ぶ。


一方的にアーサイトとパラモンの2人から求愛されたエミーリアはどちらを選ぶべきか悩んで選べず、決闘が行われることが決まり、自分の存在がなければと悩む。


ヒポリタは敗戦国の女王であり、アテネの王妃になるとは言え、立場は実質人質。
夫、という概念がなかっただろうし、自分の夫になる男、自分が王妃となる国は自分の一生を捧げるに値する国なのか、自分はどうあるべきなのか、葛藤しながら自分のアイデンティティを探り、駆け引きしている。


シーシアスは登場人物の中では一番思いやりのある成熟した人、という印象だけど、アテネの王として、ルールを体現し、国を率いる立場にある。


決闘に負け、エミーリアと結婚できない方は死ぬ。それがアテネの決まり。
アテネの決まり(価値観?騎士道?劇中で何といったか忘れた)とテーベの決まりが衝突する。
男たちはそれに従って硬直的に進んでいくけれど、それを乗り越えるために愛をもって一石を投じるのが女たち。
ダチョウ倶楽部かと思いましたけどね(笑)


思えば最初に登場する三人の黒装束の王妃たちも、異なる価値観をシーシアスに迫る存在だった(最後、ヒポリタとエミーリアとフラヴィーナも同じメロディーと振り付けで歌っていた)。


単純に男女の違いに置き換えちゃうと、いつまで経っても誰も何も変わらなくて超えられない壁になってしまうので(東京千穐楽のカーテンコールで言ってた、アーサイトとパラモンが3日後にはまたケンカしてるに違いない、には同意だけど)、何となくこんなことを考えてみた。
まだ考えがまとまってない部分があるけど、考える材料がなくなってきたのでこの辺で。
続きはまた梅芸の後に浮かんで来たら。

「Topaz Love / DESTINY」一言感想

https://www.amazon.co.jp/Topaz-Love-DESTINY%EF%BC%88%E9%80%9A%E5%B8%B8%E7%9B%A4%EF%BC%89-KinKi-Kids/dp/B077ZPKYBB/ref=sr_1_5?ie=UTF8&qid=1517103046&sr=8-5&keywords=Kinki+kidsご無沙汰です。

KinKi Kidsの現場に行くと語彙力を奪われる私は、一昨年のアリーナツアーを皮切りに、ドームコンサート、昨年の横浜スタジアムでのパーティー、小喜利、SHOCK、ドリフェス、ドームコンサート、といまだかつてない現場ラッシュ(博多座以外遠征)を過ごして、あの夏を過ごしていろいろ感じることもあり、すっかり語彙が皆無になっていました。

けれど、このシングルに関しては、どうしても書きたいのでおつきあいください。

例によって一言が一言に終わらないやつ。4000字超え。

 

・「Topaz Love」

「Family~ひとつになること」以来7年ぶりの共作。作詩:堂本剛、作曲:堂本光一、編曲:堂島孝平、の最強の堂堂堂。

この曲が作られた経緯については語ると長くなるので、2017年12月に発売された「The BEST」の初回盤の特典の20周年イベントの映像をご覧いただくか、2017年12月に放送されたNHK「SONGS」の第445回「KinKi Kids ~キミが隣にいなかった夏~」の再放送が2018年1月29日深夜にありますので、ぜひご覧ください(宣伝)。

イントロのピアノの「タララーン♪」は、チュクチューン♪(「ラブストーリーは突然に」ギターの佐橋佳幸さんのアイデアだと亀田音楽専門学校でも関ジャムでも見た記憶)に匹敵する、心をギュッとつかむイントロだと思う。

テレビサイズよりぐっと長いきらきらしたイントロをかみしめていると、「夜空 弾く 華の灯が」と歌が始まりあの横浜の夏の夜を思い出す。

どうしてもあの夏を重ねずにはいられないファンにとっては、柳楽優弥さんと矢野優花さんが出演するMVを見て、やっとこれが恋の歌であることがわかったというか。

「(仮)突発LOVE」を知る人にはあの夏の切なさときらめきが、完成した「Topaz Love」で初めて聴く人には10代の一生懸命で必死な恋の切なさときらめきが、曲を通して浮かんできて、見事なダブルミーニングが成立しているのですよね。

いい曲は、背景を知らなくてもやっぱりいい曲、と痛感する。

この曲の一番美味しいところは、やはりDメロだけれど、残念ながら、12月のSONGS、堂本兄弟SP、CDTVクリスマス音楽祭でしか披露されてなくて、タイムボカンのエンディングでは流れていないので、気になる方は、ぜひCDを手に入れて「いいの」と「いたいよ」にたどり着く瞬間を全身を耳にして聴いてください。

「(仮)突発LOVE」も別バージョンとしてぜひ仕上げたいと剛さんが言ってたので、首を長くして待ってます。

(この曲は、2番の最初のハモりとか、いろいろ語りたくて語りたくて仕方ないけど、いずれまた)

 

・「DESTINY」

作詩:Satomi、作曲:井上日徳、編曲:堂島孝平井上日徳と「Secret Code」と同じ制作陣、というだけで期待がぶちあがる曲。

タイムボカン 逆襲の三悪人」のオープニングテーマとなるも、剛さんが突発性難聴のためレコーディングが間に合わず、10月:Version K、11月:Version T、12月:KinKi Kidsバージョンという異例の形で披露され、シングルにも収録されることになったけど、結果的にファンにとっては3倍どころか、3の3乗で9倍美味しい曲になっています。何より、音源よりもドームで聴いた生演奏がさらにかっこよかった。

初回盤Bを買った方は、正統派アニメヒーロー的な光一さんの歌い方と金管がきらめく華やかなアレンジ、剛さんの抑え気味の艶めいた歌い方と低音が効いたいぶし銀のようなアレンジの違いを楽しみ、KinKiバージョンでの融合を聴いてどきどきし、歌割を見てにやにやし、アレンジの融合を楽しみ、MVを見て剛さんのギターソロ風のマイクプレイと光一さんのダンスのかっこよさに心臓が止まり、メイキングの3人を見てほほえみ…楽しみ方は無限大。(井上日徳さんがツイートされてた井上さんのギターのフレーズが使われてる箇所も未確認)

とりあえず、私は初回盤Bを重点的に聴いてるけど、まだまったく「聴きこんだ」域には達しておりません。コーラスだってアレンジも歌ってる人も違うんだもの。

難を言うなら、作詩のSatomiさんがこのコンペは「時空を超えた恋」というオーダーだったとツイートされてましたが、タイアップありきの曲を作る難しさ、というのをところどころに感じるかな。

KinKi KidsがDESTINY(運命)を歌うって「今日は今朝から頭が頭痛で痛いので、早退して早く帰ります」みたい、と思ってしまうタイプのファンですみません。

はっきり言葉にしなければ伝わらないのも重々わかりますし、光一さんと剛さんに「絶対離さない」なんて言われることは一生ないので、ええ、喜んでおります。

Satomiさんは、さらにあの「Anniversary」のアンサーソングにするという離れ業を見せておられますので、歌詞を見比べて探してね。

「Secret Code」や「99%LIBERTY」みたいに、ライブで盛り上がる曲になるのは間違いないので、剛さんの耳が快癒してこの曲を一点の曇りもなく楽しめる日が来ることを心から願っています。

 

・「哀愁のブエノスアイレス

作詩:売野雅勇、作曲:林哲司、編曲:船山基紀

タイトルと制作陣が発表された時点で、どんな曲なのか(いや間違いなく歌謡曲)とわくわくし、ツイッター上でもみんなざわざわしていた曲。

だって「少女A」と「北ウイング」と「勝手にしやがれ」が合わさるって!

しかも21世紀の平成のこの世にこのタイトル。

さすが、小室サウンド全盛期に「硝子の少年」を放り込んできた陣営。

あと、私はアルゼンチンならタンゴも期待してたけど(ブエノスアイレス→アルゼンチン→タンゴ→ピアソラバンドネオン・「リベルタンゴ」「ブエノスアイレスの四季」くらいの貧弱な連想)、タンゴに詳しいわけでは全くないので、知ったかぶりで書きますけど、強弱の取り方はタンゴを意識してるのかな?と思いました。

KinKiとほぼ同世代の私は、歌謡曲は子どもの頃にうっすら聴いてた記憶で、歌謡曲ど真ん中、直撃!という世代ではないのですが、39歳と38歳のKinKi Kidsが平成も終わろうという世に歌うのにふさわしい歌謡曲だなという印象。

まず「カテドラルの鐘が鳴る」に心をつかまれるけど、「もう二度と帰らぬ宝石の日々から君の影が石畳を駆けてくるよ」って、ここで、Topaz Loveのカップリングにこれを持ってきたか!とKinKi陣営に最大の敬意を表したい。

Topaz LoveとDESTINYで、いちどきりのあなたを好きでいたかったり、絶対離さなかったりと、唯一無二の恋に落ちてたのが、その恋も過去になる、苦い現実と哀愁を、39歳と38歳のKinKi Kidsが歌うなんて最高。

シングル、アルバムの中で曲が有機的に絡み合って、物語が生まれるのは、薔薇と太陽辺りから特に感じるので、共同プロデューサーの堂島さんに感謝です(Nアルバムの感想でも言った)。

あと、これは独り言として、私が勝手に切なくなっちゃうのは、剛さんの歌い方が発症前ではないか、という気がするのですよね。

KinKiは、よい曲があればレコーディングしておいて、タイミングを見てリリースするというやり方なのでありうる話。

どこがどうとはっきり言えないし、「Topaz Love」「DESTINY」の歌い方が悪い、というわけでは全くないのだけど。

 

・「CLASSIC」

作詩:MiNE、作曲:Victor Sagfors、Magnus Funemyr、編曲:VICTOR

作詩は「PLUGIN LOVE」も作詩されてた方ですね。作曲はフィンランドの方みたい。

私、まだ初回盤Bを聴きこむのに忙しくて、通常盤はあまり聴けてないのですが、(初回盤Aのバッキングトラックも楽しみにしてるのにまだちゃんと聴けてない。「Topaz Love」「DESTINY」の中毒性恐るべし)、ブエノスアイレスでも書いた、シングルの中で生まれる物語、でいうと、「漂流者」に「時空を超えた恋」を感じるし、「時代が変わっても 色褪せないよ愛の形は」って直球だし。

通常盤の4曲で物語ができあがっているけど、特に、「Topaz Love」と「哀愁のブエノスアイレス」、「DESTINY」と「CLASSIC」が対になる曲になる気がしています。

曲順そのまま春夏秋冬のイメージでもあるかな。

「CLASSIC」は目を閉じてサウンドに身体をゆだねて聴くのもほんとに心地よくて、ライブで生歌でぜひ聴きたい。

歌ってくれなかったら、「キミハカルマ」「勇敢な君に」「Where is」「星見ル振リ」と同様に、成仏できない「CLASSIC」おばけになって化けて出てやる(笑)

ということで、全4曲だけど、初回盤と通常盤、というと、なんとなく初回盤が豪華で通常盤は普通、というイメージがあるけど、いやいやたった1,188円なのに通常盤も豪華な1枚。

あと、やはりこれも発症前のレコーディングかなあ…。

 

・動画

一般的にジャニーズに公式動画があるというイメージはないと思いますが、KinKiの2人がピンクの髪でCMしていることでおなじみのGYAO!では、「Topaz Love」「DESTINY」のMVのショートバージョンが見られますので、ぜひどうぞ。

過去のシングルのMVやライブ映像ももちろん無料で見られます(宣伝)

KinKi Kids 「Topaz Love(ショートver.)」<39thシングル>-動画[無料]|GYAO!|音楽

 KinKi Kids 「DESTINY(ショートver.)」<39thシングル>-動画[無料]|GYAO!|音楽

 

・買うには

1月27日現在、初回盤はフラゲ日から実店舗では予約以外はほぼ完売で入荷予定なし、通常盤はほぼ完売だが注文可能、ネットショップでは初回盤は一部在庫があるものの転売により高騰している、という非常に品薄の状態です。

(経営や戦略上の問題があるのかもしれないけど、もう少し余裕を持って生産してほしかったなあ…)

(足りなくて海外輸出分がキャンセルされたとか海外ファンが気の毒すぎる…)

ネットショップでお買い求めの際は、正規の値段か、お値段と販売元をよくご確認・納得の上、お買い求めください。

(1月27日時点で、ツイッター上では、 #KinKi新譜在庫情報 #KinKi新譜在庫状況 というタグができて、みなさまが各地の実店舗やオンラインショップの在庫情報を上げてくださっていますので、参考にしていただくとよいかもしれません。)

#ジェロマミリオン大作戦

【ミリオンまであと56,601枚!】

【1/2~1/8強化週間です!】

 

その名の通り、KinKi Kidsの3rdシングル「ジェットコースター・ロマンス」を、ミリオン(オリコン認定)へ!というTwitter発信の企画のまとめです。

記事が長くなったので、分割しました。

 

私個人では情報を追いきれないことも多いと思いますので、ご了承ください。

むしろ、みんなで発信しあって盛り上がれたらと思ってます。

 

KinKi KidsCDデビュー20周年突入を私たちファンが勝手に祝うお祭りですから、自分のペースで楽しみましょう。

でも、勝手に祝ってると思ってたら、思いの外早くKinKi Kidsの二人に伝わったようで(オリスタ2016年4/4号参照)、ちょっと動揺しています(笑)

 

5月光一さんのSpiral円盤、6月剛さんの「Grateful Rebirth」&TU Funk円盤、7月KinKi Kids「薔薇と太陽」、8月乙コン円盤、9月Nアルバム&アリーナツアースタート、5ヶ月連続リリースに、怒涛の雑誌ラッシュにTV&ラジオ出演ラッシュ、11月までアリーナツアー、11月KinKi Kids 37th single「道は手ずから夢の花」リリース、12月・1月ドームコンサート、12月は堂本兄弟SPにFNS2週連続出演に、紅白歌合戦初の正式出場、1月バラードベスト「Ballad Selection」リリース…みなさまのお財布の中身とHDD容量とスケジュール管理は無事ですか?

 

これが20周年YEARか!と新規の私はお口ポカンとなってますが、みんなで楽しみましょうね!

 

 

【今の動き】(2016年12月6日時点)

さて、バラードベスト「Ballad Selection」リリースに合わせて、ジェロマミリオン大作戦も再開です。

 

企画者のDo-moさんのツイートを紹介します。

 

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1月2日(月)~1月8日(日)がジェロマミリオン大作戦強化週間です。

海外のファンの方も協力したいという気持ちが嬉しいですね。

私も、京セラドームにも参戦予定ですが、「Ballad Selection」は既に地元のCDショップで初回盤・通常盤を予約済みですので、同じお店でジェロマを注文しようと思ってます。

週間200位以内にランクインしないと売り上げ枚数としてオリコンにカウントされません。ぜひ強化週間での購入をお願いします。

 

また、ラジオや有線などいろんな場所で、KinKi Kidsの好きな曲をリクエストしたりして、KinKi KidsCDデビュー20周年で盛り上がっていきませんか?

 

#ジェロマミリオン大作戦 リクエスト先情報 - 愛と生を生きる

  

その他、詳しいジェロマミリオン大作戦の情報については、下記のリンクからどうぞ。 

 

lovelife77.hatenablog.com

 

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 【企画について】

1998年に発表されたKinKi Kids3枚目のシングル「ジェットコースター・ロマンス」(JECN-0156)の売り上げが、現在93万枚台。あと7万枚でミリオン到達!

というわけで、2016年1月31日にKinKi Kids20周年のお祝いに頑張ろう♪という企画が始まりました。

 

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(現在のハッシュタグ

#KinKi20周年yearお祝い運動

#ジェロマミリオン大作戦

#硝少ダブルミリオン

#KinKi応援要望ハガキ

#ジェットコースターロマンス発売記念日_0422