Fashion & Music Book感想(2016年2月6日)
剛さんが毎日日課にしてることは?
「朝起きてからと眠る前に、マイ神棚に手を合わせてる」
いきなり神棚のお話から始まりました。
「はじめましての時、外国の人がシェイクハンドするけど、それくらいのラフな感じで手を合わせてる、と言いたかった。念をこめて、じゃなくて」
「自分奈良やし、ご先祖さんとか歴史たどってったら、マイ神棚にいる神様の神社の境内を歩いたご先祖さんもいるかな。西の人間やし」
ラフと言いつつ、ちゃんと神様お迎えしてるんですね。神主さんに来てもらったりしたのかな。
「ご先祖さんおはよう、おやすみって。毎朝お水変えてる。同じことすることで自分が保てる気がする」
うちも、祖父(から父)のお仕事でしたが、手伝いは時々してたな。同じことって大事。
「手を合わせることが意味持たないかもしれないけど、本来の自分を保ってる気がして」
随分前からやってるんだそう。
「昔はそれが普通だった時代もあるし、今は変わってると言われるかも。でも自分から見ると変わってないことたくさんある」
「人がどうこうより自分がどうこうの方が大事な時代」
「自分がしたいことを素直にナチュラルにやる、と考えるうちに、環境全てに感謝したい。自分がいるんだなと噛みしめるために始めてる」
自分がしたいことと環境の中での自分と。内面と外界とをバランスよく見つめる時間になってるんでしょうね。
「これから未来はどうなってくかなという気持ちの時に作った曲があります。「イラミイナカハ」」
奈良市の成人式の話。
「シークレットだったんですね」
知らなかった剛さん。
息子さんが会場案内をしたという方からのおたよりも。
「奈良市で遺跡発掘してるっていいですね。発掘したらまずいもの、発掘しちゃったり。歴史が変わる」
大人のめんどくささって?というおたよりから、なぜかこんな話に。
発掘が、世紀の大発見!じゃなくて、まずいものを発掘しちゃったらという発想になっちゃうところが、剛さん、ほんと、めんどくさい世界で頑張ってくれてるんだなと、どきっとして、こっちも頑張って生きようと思いました。
「人のご都合がめんどくさいですね。人のご都合で社会は動いてる。自分らしく生きたいがずれちゃうと、大人らしくない、となる」
白は白と言いたいですね。私はすぐ顔に出るので、それが困ったようないいような、と思ってたけど、自分が心底思うことじゃないと言葉にできない、と最近思います。
「流れに身を任せることが得意じゃないから」
「燃えたぎるものとか熱いものをあきらめずに貫いてほしい。
大人が邪魔してくる。お金もかかるし、お金も人も関わってくる。いろんな感覚。
これはかなえたい、夢や希望が強くある人は、負けずに進んでほしい」
「そこ編集されてるかわからんけど、だらだらだらだら喋っちゃったんですよね。後でうまく編集しといてくださいって言って終わって。成人式、はたち、俺37歳、と思いました」
だらだらだらだらの言い方可愛い。
誕生日4月だし、まだ36歳って言ってもいいのに、37歳気分なのは相方のせいだな(私も4月生まれだけど、年度が変わらないとそんな気分にならないんですよね)
「奈良市の方が、リニーくんいつでも共演OKと言ってくだはって。リニーファンクしよかな。ビデオセッションできたら面白い」
うーんシュールな絵しか浮かばない。どんな風になるんだろ。気になる。
奈良検定一級の問題に剛さん関係の問題が出たというおたより。
聞いたことあります。役職が観光特別大使とか、近鉄の特急の発車ベルに縁を結いてが使われてるとか。
「観光特別大使、3年の任期が8年経つ。もうそんなんなんか。近鉄も延長に延長を重ねて、平成29年3月まで延長される」
もっと延長してくれても構いませんよ?久しぶりに奈良行きたいな。
「奈良はちょっとどうかしてる。みんな平和主義者。
とりあえずやってみよかが多い。もっと冷静に考えて、影響が〜はあまりない。
ダメやったらやめたらいいし、うまくいったら続けたらいい」
もし、しがらみなく、フットワーク軽く方向転換できるなら、素敵なことと思うな。
技術はあるけど商売っ気がない職人さんの街だそう。
奈良出身の知り合いは2人いるけど、2人とも、ベクトルは違うけど、スパルタで凝り性だな。ふーむ。
剛さんが以前見に行った、吉野の杉や檜で作った赤ちゃんのおもちゃも、前よりクオリティが上がってきてるんだそう。見たいな。
「みんな一生懸命やってると伝わってくる。
奈良に生まれてこんな人生送るって思ってなかったから。
こういう仕事が多くなり、僕だけでなく、奈良好きな友達を紹介したり。
いい未来に立ててる。
ほんとは自分がやってたいけど、難しい時はつなげてる」
この年齢になると、奈良に帰るといろいろ考えるという剛さん。奈良で子育ての夢は変わってないんですね。
「奈良で自分が生まれたの嬉しい。幸せやな。奈良のこと思うと、何とも言えない思いになる。奈良に尽くせることがあったら尽くしていきたい」
天河神社のエピソードのお話から、曲は縁を結いて。
天河神社気になります。去年は熊野本宮大社に惹かれて無事に40キロ歩いたので、天河神社もいつかご縁があれば。
「奈良の話が多くなりすぎて申し訳ない」
いえいえ、もっと聞きたいです。
「この年で東京に住んで空を見上げると、奈良を思うというか、ふるさとを思う気持ちが自分にあるのが幸せ」
離れていれば、ひとしおでしょうね。
「奈良の空はプラネタリウム同様。あの上に神様がいる、宇宙人がいるんじゃないか、冗談でもそう思える。東京は見上げても空が見えない」
10代の子からのお母さんがTUにはまって、ジャニーズでこんなすごいの作るのは剛くんしかいないと言ってるというおたより。
「持ち上げてくれてありがとうございます」
私は、10代の子のお母さんで、あんまり剛さん(と私)と年が変わらないんじゃ?と勝手にどきっとしていましたよ?
最後は、Heart Discでお別れでした。
今日は曲がすごく沁み入ったな。