愛と生を生きる

2015年秋新規がKinKi Kidsへの愛を語ります。Twitterは@lovelife77_k3

楽曲感想(9)鼓動、千々に

昨日、TVfanCROSSを買って参りました。バナナ。

さすが福岡。WSはファンのツボをついてて最先端でも、雑誌入荷はマイペース。

昨日の夕方、博多の丸善にまだ20冊くらいはCROSSがあったのに、今日、TVnaviPLUSの入荷を確認に行ったら、CROSSがごっそりない。完売?ほんとに?

PLUSは入荷まだみたいなので、しばらく本屋に日参コースですね。

それにしても、SMAP兄さん、何でこんな報道になってるのか、さっぱりわからない。仕掛けて世論を形成したもんがち? ご本人たちの言葉を待つしかないのですね。

 

さて、夢傷シリーズ、今日は「鼓動、千々に」です。

 

作詞作曲:井手コウジ、編曲:鈴木雅也

Chorus Arrangements:Ko-saku

Guitar:Katsuya Kumamoto

Chorus:Koichi Domoto & Ko-saku

 

2015年シングル「夢を見れば傷つくこともある」初回盤B収録のカップリング。

 

井手さんは、「ミゾレ」(作詞・作曲)、「星のロマンティカ」(作詞・作曲・コーラスアレンジ)、「涙、ひとひら」(作詞・作曲)、

「Bonnie Butterfly」(作詞・作曲・共編曲)、「Arabesque 〜千夜一夜の夢〜」(作詞・作曲)、「Get it on」(作曲)、「2nd Movement」(作詞・作曲)、「Morning Glory」(作詞)、

 

鈴木さんは、まとまった情報を発見できなかったけど、KinKi Kidsでは「Arabesque 〜千夜一夜の夢〜」「2nd Movement」「Strategie」「-so young blues-」「涙、ひとひら」「欲望のレイン」「Bonnie Butterfly(Mアル)」「鍵のない箱」などを編曲されています。

 

ギターの熊本克哉さんは、「2nd Movement」「Bonnie Butterfly(Mアル)」や「鍵のない箱」で登場。うーん、エモーショナルでクール。

 

ボニバやアラベスク、2nd movementの面々でKinKi Kidsが歌う応援歌を作るとどうなるか、というチームですが、上記の曲とイメージは違うけど、やっぱりサウンドがかっこいい。

抑えてるのに熱い。

 

オリスタインタビューによると、剛くんはこれくらいのテンションがいいそうですが。

 

けど、うまく言葉にできないな。

20代の頃、やりたい仕事に役に立つはずだと信じて、最初に与えられた場所でやりたくないし向いてない仕事(自分が殻を破れなかっただけかもしれないけど)を一生懸命やってた、窮屈に生きてた頃を思い出しました。

私の思い出はさておき。

 

きれいに無難に、予防線張って、自分がどのくらいのポジションにいるのか、不安と背中合わせに生きていた人が、自分が自分であることを決意する瞬間。閉ざされていた視界が開けて、希望と静かな武者震いに、鼓動は千々に乱れ、高鳴るのかもしれない。

 

思考優位に生きていた人が、今まで閉じていたさまざまな身体の感覚に目覚め、心が自由になっていくような瞬間。

 

天気を占うために靴を飛ばす人、久しぶりに見たよ!

 

と一瞬茶化したくなったけど、自分を守ってた、また自分も汚さないように守ってた靴を飛ばして、「明日天気になれ」と願うって、描写としても比喩としても、とても鮮やかに情景が眼裏に浮かぶ。

抑圧されていたイノセンスの発露、とでも言うのかな。

 

二人で歌ってるんだけど、1番も2番も歌い出しがそうだからか、はたまた別の要因があるのか、この歌は光一くんの歌のイメージ。

剛くんの声は背景になじんで、主人公をそっと見守っているようで、光一くんの硬質な声で主人公の苦悩がぐっと伝わってくる。

 

サビの終わりのユニゾンの「明日天気になれ」、これ歌うの結構難しい気がするんだけど、二人の声で歌うからか、祈りとカタルシスを感じる。

 

志す道は山あり谷ありで傷つく日もあるだろうけど、この主人公にはいつまでものびやかに生きてほしい。

 

KinKiはいつまでもイノセントだから大丈夫だと思いますけど。お揃いのトロンボーンでみんな放置してきゃいきゃいできるくらいにね。

disってません。誉めてます。

 

今回のライブの後半スタート、Alright!からの鼓動、千々に、ブルーレイで早く見たいな。待ってます。