楽曲感想(4)キミハカルマ
思いついた順番の楽曲感想。今回はキミハカルマです。
作詞:前田たかひろ、作曲:大智、編曲:家原正樹、コーラス編曲:小田原友洋
Programming,Keyboards & Guitar: 家原正樹
Chorus:小田原友洋、浦嶋りん子、堂本光一
2005年のHアルバムの曲。私、Hアルバム好きみたい。
作詞と編曲はナイリバコンビ。作曲は「id-the World of Gimmicks-」「【AOZORA】」「unchanged.」「風のソネット」を作ってる方ですね。行き場のない恋が似合う感じ?
イントロから続くタラララというアルペジオの緊張感と女性コーラスが好きだな。
何でこれを取り上げたかというと、この歌って、この頃の安定してきたけどまだ若い二人の声だからこそ、一途さや苦しみや儚さがぐっと伝わってくる、とふと感じたのです。
カルマというように、何度でも最初の恋に堕ちてしまう。
そんな恋に落ちるのは運命でもあるけど、若さゆえ。
恋に落ちて誰かを愛せるほど大人であるけれど、いろんな障害に打ち勝てるほど無鉄砲でも老獪でもないから苦しい、そんな時代。
デビュー当時だと背伸びしすぎだし、今の二人が歌ったら、いろいろと業が深くなって、どこまでも堕ちていって、這い上がれなくなりそうな仕上がりになりそう。
今年FNSで歌った「SNOW!SNOW!SNOW!」のように。
ま、アラフォーの私は、開き直って10年くらい堕ちてたらそのうち落ち着くと思うよ、という身も蓋もない心境に到達したので、この歌の世界は何だかまぶしく見えます。だって、実際は恋した相手にカルマ呼ばわりされたくないでしょ?
これ以上書くといらんこと書きそうなので、以上。