愛と生を生きる

2015年秋新規がKinKi Kidsへの愛を語ります。Twitterは@lovelife77_k3

楽曲感想(2)真冬のパンセ

この1カ月のうちに、iTunes内のキンキの曲が0から185曲になり、はまった順番を思い出すのがもはやめんどくさくなって来たので、気が向いた順番に感想を書きます。

ナンバー振っとけば整理はできるだろう。

 

真冬のパンセ

作詞:浅田信一、作曲:石塚知生、編曲:CHOKKAKU

Programming ,Keyboards & Guitar:CHOKKAKU

Bass:Takeshita Taneda

Strings:RUSH by Takashi Kato

 

2006年のIアルバムの曲。

初聴は39だったけど、その時はあまり耳に止まらなかった。

YouTubeで聴いた去年の生放送ラジオでも、ポンセネタでフィーチャーされてたけど、良さがわからず。

いや、それはポンセとか言った光一くんとポンセ選手の真似?して悪ノリしてた剛くんのせいか?

 

そんなパンセが、アルバムを購入してiPhoneで聴いた時、ΦアルバムからIアルバムへ切り替わった瞬間、音がまっすぐに耳に飛び込んできた。

それからはちゃんと耳に届くようになった。

自宅でもっとちゃんと聞こえるように何回も聴いた。

 

深深と更ける夜、冷えきった指先、冬の匂い、過ぎ去る日々、そして月。

アルバムの1曲目にふさわしいサビから始まる華やかな音、なのに寂しさが募ってゆく。過去を振り返り、明日も歩いてゆこうと決意を密かに固める力も持った歌。

 

珍しくコーラスがなく(二人でハモってるけどコーラスのクレジットではなく)、完全に二人の「歌」で勝負してて、それにも潔さを感じる。

ちょうど今の季節が冬だからかもしれないけれど、第一印象からの変化が鮮やかすぎて、文脈が変わるとこんなに感じ方が変わるんだ、と久しぶりに驚いた。

いや、セットリストとかもそういうことだと思うけど。

 

セットリストと言えば、完全に余談だけど、Princess Princess東日本大震災の復興支援で2012年限定で活動した時の武道館と東京ドームのセットリストがすごかった。

彼女たちは1996年に解散していて、その時の解散記念シングルだった「Fly Baby Fly」を、再結成初の単独ライブである武道館の1曲目に持ってきた。

そのライブには行けなかったけど、1曲目を見て、あの時終わった場所から始まったんだと感じた。

その1カ月後のラストライブである東京ドームは、5曲目まで96年のラストライブと完全に同じだった。

現場にいたけど、「終わりの始まり」を感じて、1音目から盛り上がってるのに悲しくて、でもどこかで前へ向かって背中を押してくれるような気がした。

 

曲順だけでこんなに伝えられるものがあるんだポンセ頑張れという話。

ライブで披露されたことあるのかな?コンテンツ化はされてないようです。

今の二人の声で聴きたいなあ。

真冬のパンセ、たぶん冬の初めに冷たい空気を感じるたびに思い出す曲になると思います。

 

ファン歴が浅すぎて、まだ読み取れないけどKinKi Kidsのセットリストもいつか読み解けるといいな。

でも、考えるより、感じろ!かな?